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「その方らしさ」を最上位に。それが私の考える最上位に。
それが私の考える
理想の作業療法です。

 PROFILE
非常勤/作業療法士(OT)宮木 美智香

工作が得意で手先の器用さを活かせる道として作業療法士を選ぶ。病院勤務を経て「生活に寄りそうリハビリ」の重要性を実感し、ベネッセに入職。二度の出産、育休から復帰して、現在は複数のホームを担当している。

2019年1月入社

作業療法士を目指した
きっかけを教えてください。

昔から白衣を着る仕事にあこがれがあり、私もそんな仕事がしたいと思いました。医療系の職種の中から作業療法士を選んだのは、もっとも自分にあっていそうだと感じたからです。手工芸などを通じて患者さんの心身の向上を図る仕事だと聞き、美術が得意科目で、絵を描くことや物を作ることが好きな自分には、適性があるはずだと思いました。

専門学校時代の恩師は、学生にとことん寄りそってくれて、リハビリに取り組む人を見守る作業療法士を体現するような温かみのある方でした。その先生の影響もあり、「生活に寄りそった支援ができる病院で働きたい」と進路を決めたのです。

ベネッセのことは
どのように知り、
入社を決めたのですか?

ライフプランや今後のキャリアを考えると長く働ける環境を選びたいと思っていました。そんなときにふと、以前に職場の先輩から耳にした「ベネッセは働きやすいらしい」という評判を思い出したのです。

常勤または非常勤、勤務日数や時短勤務など柔軟に働き方を選べるので、そのときどきのライフスタイルにあわせて働くことができる点に魅力を感じました。そして、なにより「その方らしさに、深く寄りそう」という事業理念を知り、深く共感したのです。

作業療法士は、医療職のなかでも生活に近い部分を支援する職種です。病院で訪問リハビリに携わった経験から、ベネッセのホームなら、普段ご入居者様が暮らしている環境の中で、入浴やトイレなどの生活に深く寄りそった支援ができると感じました。

業療法士の原点は
寄りそうこと。
ご入居者様が自分らしく過ごせるご入居者様が自分らしく
環境を守りたいです。過ごせる環境を守りたいです。

入職後、
働いてみて感じたことを
教えてください。

現在は複数のホームを担当していることもあって、予想していたよりも忙しく働いています。一方で、作業療法の原点である、ご入居者様一人ひとりの「その方らしさ」を追求できる環境も、とても気に入っています。

私たち作業療法士は精神科にルーツのある職種であり、ご入居者様が自由で安心して暮らせることを優先したいと考えます。

業務効率よりも優先すべきことがあると思えるようになったのも、同じホームで働く多職種のスタッフみんなのおかげです。認知症状への対応方法について対策を考える会議で「自由を奪わず、その方らしさを失わない支援から考えるべき」と主張し続ける姿には、感動をおぼえました。

日々の忙しさで、つい効率のことばかり考えそうになるときも、この言葉を噛みしめています。そして「そのとおりだね」と賛成して、一緒に知恵を絞ってくれる多職種のスタッフの存在もありがたいです。

働きやすさという点では
いかがですか?

忙しいといっても、病院のような分刻みのスケジュールではなく、ご入居者様一人ひとりと密に関われていると感じます。私が複数の施設を行き来しているので、常駐の看護職員や介護スタッフに、ご入居者様の状態を聞きやすい関係性が心地よいですね。どのホームも、気さくで明るい方が多く、アットホームな雰囲気です。

時短勤務で会議に参加できなかったり、子どもの体調不良で急な休みをいただいたりすることもあり、心苦しく感じることもありますが「気にしなくて大丈夫」と言ってくれるホーム長や同僚にいつも救われています。

これからどんなキャリアを
目指したいですか?

今は社内資格の取得にチャレンジしています。ベネッセには、安全管理と事故の再発防止に関する社内資格があります。ご入居者様の、暮らしの安心をお守りする意味が込められた「守護神」という名称です。取得するためには、ご入居者様の身体能力や認知機能などを把握しつつ、スタッフの配置やホームの構造などにあわせたアセスメントも担います。

また、今はまだ難しいですが、子どもたちが大きくなって時間の余裕ができたら、エリアOTのような総合職へのキャリアアップにもチャレンジしたいです。

よりよい作業療法を
行うために必要なこととは?

真のチームワークですね。現在も、フレンドリーな職員が多くて風通しのよい環境ですが、作業療法士を含め、各職種にはそれぞれのプライドがあり、ホームの方針をめぐって意見が対立することもあります。このときに大切なのは「何がご入居者様にとって最適解なのか」を話し合い、足並みをそろえられる関係だと思います。

強引に引っ張るわけでもなく、また感情的になるのでもない、作業療法士としてバランスを取れる存在でありたいですね。

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