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  3. 病院や診療所を経てベネッセへ。日常を守ることがやりがいです。

院や診療所を経て
ベネッセへ。
日常を守ることがやりがいです。

 PROFILE
常勤/看護師坪井 桃子

総合病院で神経内科やリハビリ科、さらにクリニックでの勤務を経験後、介護施設に勤める母からのアドバイスを受けて、ベネッセへ転職。「アットホームで心地よい職場」を自らが中心となってつくり上げている。

2021年3月入社

看護師になろうと思った
理由とは?

「高齢者の方々の力になりたい」と思ったことがきっかけです。中学時代、それまで元気だった曾祖母が、たった一度の転倒で大腿骨を骨折し、手術中に亡くなった経験を通して「人の命は簡単に終わってしまう」と知りました。

私がおばあちゃん子だったので、看護師になったら高齢者の健康を守れる仕事に就きたいと思っていました。

どのようなキャリアを
歩んできましたか?

最初の病院での配属は急性期病棟で、患者さんが回復して退院していく姿にやりがいを見出していました。ただ、高齢や難病のため回復が難しい患者さんを前にすると、医療行為や処置の限界を感じていました。その後に移ったリハビリテーション病棟で、理学療法士や作業療法士、介護士と一緒に働く経験により、多職種で患者さんをサポートする世界を知ったのです。

のちに、クリニックに転職した際も「病院以外の場所で看護師が活躍できる可能性」に気付きます。医療従事者ではない母が、ちょうど介護施設で働いていたこともあって、私も高齢者の生活に近い環境での看護が気になり始めました。

ベネッセに入社を決めた
理由を
教えてください。

入社の決め手は、見学に来て「雰囲気がいいな」と思ったことでした。他社も何か所か見学に行きましたが、ホームによって雰囲気が全然違います。ベネッセは、ほかと比べてアットホームで、職員の間には「みんなでよいホームを一緒に作ろう」という空気がありました。

入社後も、その印象は変わっていません。スタッフ同士の仲のよさは、他ホームの職員に驚かれるぐらいです。各スタッフが見聞きした、ご入居者様のかわいらしいエピソードを、インカムで共有することもあります。

働きやすさという点では
いかがですか?

ホーム内の連絡系統が整っている点が魅力だと感じています。ここはご入居者様にとっての「おうち(生活の場)」ですので、医療的な課題だけでなく生活のトラブルまで、さまざまなことが起こります。

「医療の相談は看護師に」「ホームで対応できない問題は事業部へ相談」と、担当者や相談先が明確に決まっています。マニュアルも整備されているので心強く、看護師はホーム内に一人だけの時間帯があったとしても、孤独を感じることはありません。また、ホームで働くスタッフ向けの相談窓口も整っていたので、私もすぐになじめました。

らしを支えられる
看護師として
ご入居者様に
いつも寄りそいたい。

「生活の場」に
看護師が常駐する意味とは?

以前、あるご入居者様を救急搬送したことがあります。私は救急車に同乗して、病院までご一緒しました。当時はコロナ禍の影響で、ご家族の皆さまが病院に駆けつけても面会できないことがわかっていたため、ご入居者様の容体、表情などをつぶさにご息女に報告したのです。

いつも私のことを「若くて明るい看護師さん」と呼んでくれるその方が、涙を流しながら「あなたが一緒にいてくれて心強かった」と仰ってくださいました。医療機関と異なり、多くの看護師がいるわけではないからこそ、何が起きても動じずに、誰からも頼られる存在でありたいと思います。

仕事が多岐にわたることには
驚いたそうですね。

最初はいろいろな仕事があることに戸惑いました。今も医療機関にいたら、看護師の責任範囲といった固定観念にもっと縛られていたように思います。たしかに目まぐるしく入院患者様が入れ替わる医療機関では、看護師はあくまで看護の役割に集中しなければ成り立たないでしょう。

しかし、生活の場であるホームでは、ご入居者様ご自身の体調のことだけでなく、さまざまな困りごとが起こります。時計が止まれば電池を交換したり、ベッドのゆるんだネジを閉めたり。トイレが詰まったら私には直せないので、修理業者の手配もします。「看護師の仕事ではないから」などの理由で、日常生活の不自由を放置できません。

これからの目標を
教えてください。

ホームでの仕事は本当に楽しくて、1日があっという間です。毎日いろいろなことが起こる分、仕事がルーティン化しづらい点も私に合っているのだと思います。

以前は、自分が対応する医療行為や処置が多いほど、やりがいを感じていました。しかし、今はむしろ、その機会ができるだけないほうがいいです。医療的な介入がないことは、ご入居者様が穏やかに、楽しく過ごせている証だと思うからです。

これからも一生、看護師として貢献するつもりでいます。同じ方と毎日お会いして、ずっと一緒にいて差し上げられるこの環境で、できるだけ長く働き続けたいですね。

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