2010年11月入社。エンジニアから介護職に転身。経験を積み、介護福祉士の
資格を取得し現職に。休日はカメラを片手にドライブを満喫。
ベネッセスタイルケアを
選んだ理由
前職は派遣社員のエンジニアとして、カメラの液晶の製造に携わっていました。しかし、リーマンショックの影響で人員整理が行われ、離職することに。当時20代後半、これから何をしようと思っていたとき、介護職の友人から「介護の仕事はどう？」と言われたのが、介護職に興味をもったきっかけです。
その中でベネッセスタイルケアを選んだのは、祖母との思い出が大きいです。祖母が入院していたのがベネッセのホームに併設されたクリニックで、当時から親しみがありました。
祖母の希望で、最期は自宅で家族と一緒に過ごしましたが、余命1週間と宣告されていた中、1ヶ月半くらい頑張ってくれて……。祖母と過ごした時間や思い出の数々は、今の仕事の礎となっています。
仕事のやりがい
入社して5年目くらいに介護福祉士の資格を取得し、2020年5月にサービス提供責任者に就任しました。サービス提供責任者の役割は、ご入居者様に適切なサービスを提供できるように管理・調整をすること。サービススタッフの勤怠管理や育成なども担います。
この仕事をしていて一番よかったなと感じるのは、ご入居者様やスタッフたちが笑っている瞬間に立ち会えたときです。大変なこともありますが、笑顔が見れたとき、すべて報われる気持ちになります。
介護の仕事は、その方の望みを叶えるお手伝いをし、安心して毎日をお過ごしいただき、笑顔になっていただく仕事です。数ある職業の中でも、シンプルに楽しい仕事だと思います。いい仕事に出会えました。
今後の目標
サービス提供責任者になって2年半余り。ようやく滞りなくサービス提供責任者としての仕事を行えるようになってきたという感じなので、まだ深いところにたどり着いていません。先輩を見ていると、ご入居者様やご家族様のお気持ち、ご要望を理解し、”その方らしさ”をつかんでいます。先輩のような観察眼を身につけ、よりスムーズに信頼関係を築ける人になることが今の目標です。
現在ホームでは、その方らしい生き方の実現にコミットするプロジェクトが進行しています。それぞれのスタッフが、ご入居者様の“その方らしさ”を深く考えながら、日々サービス提供をしています。
サービス提供責任者としては、そうしたスタッフへの寄りそいも重要です。スタッフがご入居者様の“その方らしさ”を大切にするように、スタッフ自身の“らしさ“も大切にし、実現できるように、上手に道筋をつけてあげたい。“その方らしさ”というのは、スタッフに対する言葉でもあるのです。
職場の雰囲気
ホーム長、看護職員を含めて垣根のない職場です。相談したり助け合ったりする空気が自然にあります。きっとこの風土は、一人ひとりが積み重ねてきたものだと思います。
あと、働き方の自由度も高いです。希望休が反映しやすいので、プライベートも大切にできます。
心に残っているエピソード
ある日、ご入居者様とお話をしていたら、私が小さい時にキャッチボールをしてもらった方だとわかってびっくり。「あのときの男の子なのね」と、当時のことを思い出しながら会話がはずみました。
当時キャッチボールをしていた場所に行きましょう、と外出アクテビティを利用して出かけることに。
海を見ながら一緒に和菓子を食べ、「懐かしいわね」とおっしゃっていただいたことは、今でも本当に心に残っています。
オフの過ごし方
写真が趣味なので、コロナ禍前はふらっと小旅行に出て、土地の風景を撮ったり地のものを食べたりするのが好きでした。
今は旅行がなかなか難しいので、もっぱらドライブを満喫。道の駅で名産品を買って、家で食べたりして楽しんでいます。
入社して12年が過ぎ、あらためてベネッセスタイルケアのいいところを考えると、理念が明確に打ち出されていて、それを働く仲間一人ひとりと共有できているところだと感じています。だから、ゴールを見失わず働けますし、自然と助け合ったり相談したりもできる。これは働く人にとって、とても重要な要素ではないでしょうか。
また、資格取得支援や社内の研修はとても充実しています。学びたいときにすぐに行動に移せる仕組みは当社の強みです。
年齢、性別、経験の有無は関係ありません。必要なのは、ここで新しいキャリアをスタートさせようという意気込み。大丈夫、飛び込んできたら、誰かが必ずあなたをしっかりと受け止めてくれますよ。
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