2020年6月入社。福祉学科のある高校を卒業して介護職に。
働きながら介護福祉士を取得。趣味はお菓子作り。人を笑顔にするのが大好き。
介護職を目指したきっかけ
中学時代に祖母が老人ホームに入り、そこで自分は何もしてあげられなかったな、という後悔がありました。そこから福祉に興味をもち、高校は福祉学科のある学校へ進学。実習で高齢の方と接して、ありがとうと言われたとき、とてもうれしい気持ちになりました。もっともっとたくさんの人のお役に立ちたい、と思ったのがこの道を目指したきっかけです。
高校卒業後、秋田から東京に上京し、他社の有料老人ホームで8年間勤務しました。充実した日々でしたが、1つの職場の経験だけでいいのかな、と思うようになり、いろんな現場を知るために、退職して派遣という働き方にシフトしました。
それから4年間、派遣社員として多くの施設で働かせていただき、ベネッセスタイルケアの施設も4つほど経験しました。その最後の派遣先がまどか府中。ホームの雰囲気がとても良く、“ここで腰を据えて働きたい”と感じて、今に至ります。
仕事のやりがい
たくさんありますが、やはりご入居者様が笑顔になってくれた瞬間に一番やりがいを感じます。その笑顔のために頑張ろうと、逆に元気をいただいています。
また、お看取りをさせていただいた方のご家族様から、「ここで最期を迎えられてよかったです」とおっしゃっていただいたことがあり、何というか、込み上げてくるものがありますね。
人生の最期に関わらせていただくことは、なかなかできない体験だと思います。特にまどか府中はフロア制のホームなので、お一人おひとりとの関わりがとても深いです。派遣時代はいま一歩踏み込めない部分があって、もどかしく感じることもありましたが、ここでは十分に向き合える。いい仕事、いい職場に巡り会えたな、と思っています。
今後の目標
ご入居者様から「あなたがいると安心する」とおっしゃっていただくことがあります。胸が熱くなるとともに、これからもスタッフ全員で“ここで暮らせてよかった”と思っていただけるホームを作っていきたいです。
私には自分で決めているルールがあります。それは、ご入居者様全員と1日1回必ずお話をすること。そうすることで、お困りごとや不安な思いにすぐに気づくことができますし、声をかけるだけでも喜んでくださる方もいらっしゃるので、今後もこのルールは変えずに取り組んでいきたいです。
どの施設で働くときも、最初は不安がありました。でも、ご入居者様を一番に考えるスタンスを曲げずに取り組めたことが、自分の自信につながっています。