2019年10月、第二新卒として入社。祖父母のケガや病気をきっかけに介護業界へ。休日は筋トレで体力アップ&腰痛予防。フラワーアレンジメントも得意。
介護職を目指したきっかけ
高校卒業後、高校生のころからお世話になっていたホームセンターに就職。日用品や建築資材を扱ったり、またガーデン部門を担当していたので、花束やアレンジメントを作ったりもしていました。
実家では祖父母と同居し、小さいころからおじいちゃん子・おばあちゃん子でした。そんな中、祖母が階段を踏みはずしてケガをし、さらに祖父が癌を患い入退院をすることに。自分に知識があれば祖父母の力になれるのに……。そんな想いから介護の仕事に興味をもつようになりました。
正直に言うと、当時は介護の現場は暗くて汚い、そんなふうに思っていました。しかし、ベネッセスタイルケアのホームを見学したとき、明るく清潔感のある環境と、楽しそうに働くスタッフさんたちの姿に衝撃を覚え、ここで働きたい!と思うほどのインパクトがありました。
仕事のやりがい
ご入居者様やご家族様に喜んでいただいたときが、やはり一番うれしい瞬間です。私がいるホームは看護職員が24時間配置されているので、間近でさまざまな対応を見ることができ、職種を超えた連携がとれています。介護スタッフとして、人として、貴重な体験をさせていただいています。
ホームでお看取りをさせていただいた経験は、自分の人生や死生観を振り返るきっかけにもなりました。介護の仕事を始めてから祖父を看取りましたが、生前は祖父の体調の異変に気づき、救急の手配をするなど知識を活かせた場面もあり、祖父の「ありがとな」という言葉は一生忘れません。
また、ホームセンターでの経験も活きています。園芸アクティビティでお花のお手入れを手伝うなど、今までの経験を活かせる楽しさもありますね。
今後の目標
介護福祉士の国家試験に合格することです。私のように入社3年で試験に挑戦するのは、未経験から介護福祉士を目指す場合の最短コース。支援制度や試験合格に向けてのサポートも手厚いので、安心してチャレンジできます。
また、これはいつになるかわかりませんが、介護職員初任者研修の講師をやってみたいという思いもあります。初任者研修は介護職の入門資格。私もそうでしたが、最初は不安を抱えているもの。少しずつ経験を重ねてきた今、そういう方たちの気持ちを少しでも和らげてあげられたら、という気持ちも芽生えてきています。
私自身、入社当初、不安やとまどいがありましたが、第二新卒向けの研修会で先輩に相談することで、とても助けられました。今は自分が先輩の立場で質問に答える側になり、サポートすることの大切さを痛感しています。