2012年10月入社。ヘルパー歴10年以上、自身の親の介護にも15年以上携わる。
韓国ドラマ鑑賞、ご主人との晩酌が日課。
介護職を目指したきっかけ
母が認知症になり、要介護認定を受けて在宅介護を始めたのが2005年のこと。しばらく自己流でやっていましたが、やはり知識と技術が必要になり、介護職員初任者研修の資格を取りました。
在宅介護ではヘルパーさんや看護師さん、ドクターなどさまざまな方に助けていただきました。同時に、プロの仕事はすごい!と感動し、自分も外で人の役に立ちたいと思うようになったのが、この仕事を始めたきっかけです。
ベネッセスタイルケアの登録ヘルパーを選んだのは、1時間から働ける勤務スタイルと、勤務先の近さから。また、母の介護をする前は姉と一緒にデザイン制作会社をやっており、そこでベネッセグループの仕事も受けていたので、もともと親近感がありました。父に相談したら、「ベネッセだったら安心」と太鼓判をもらったのも決め手になりました。
仕事のやりがい
ご入居者様からの「ありがとう」「助かったよ」というお言葉は、やはり何物にも代え難いもの。体力が落ちている中、声を振り絞って言葉をかけてくださる方もいて、涙が出そうになることがあります。
認知症の母に15年寄りそってきたこともあって、認知症のご入居者様が特に気になってしまうのですが、接するたびに新しい発見や喜びがあります。たとえば、これまで見えなかった一面に気づいたり、日によって意思疎通が図れたり。一方で、一生懸命向き合ってもなかなか伝わらないときは、つらく感じることもあります。
でも、自分の気持ちを押し付けるのは違います。それを自分に言い聞かせ、乗り越えられたときは一歩前進できたかな、と。大変なこともありますが、うれしいことのほうが上回ります。だから介護の仕事はやめられませんね。
今後の目標
私がいつも思っていることは、“登録ヘルパーのエキスパートでありたい”ということ。登録ヘルパーは常勤スタッフと異なり、入浴介助や食事介助など決まった時間の中で、1対1のサービスに入ります。そこでしかわからないご入居者様のお気持ちやお身体の状態などがあるので、登録ヘルパーならではの視点でご入居者様に寄りそっていきたいです。
細かなところに心を配り、心身ともに支えていける存在になりたい。仕事ではありますが、家族に対するように真剣に向き合っています。
また、グランダ三鷹台は住宅型有料老人ホームなので、1軒1軒のお家におうかがいする感じなんですね。その方の一番居心地のいい場所で、心地のいいケアができるように、日々工夫しながら取り組んでいます。