社長
メッセージ

組織は「志」を同じくする者が集まる場
思いと夢の実現に向けて、私たちとともに。

人の可能性を引き出すことが私たちの仕事

高齢者施設は、上げ膳据え膳の度が過ぎると「手持ちぶさた」になり、安全・安心の実現と裏腹にご高齢者が「管理」される場になりがちです。でも、誰かのため、何かのために生きることを積み重ねてきた方々にとって、その実感がもてない生活は苦しいだけではないでしょうか。

ご高齢になっても、身体機能・認知機能が失われても、人には必ず可能性があります。それを引き出すようなかかわりを私たちができるかどうかで、ご高齢者の生活は180度変わってきます。

再現性のある高品質の認知症ケアを目指して

高齢者住宅経営者連絡協議会が主催する「リビング・オブ・ザ・イヤー 2016」において、当社の「まどか川口芝」が「大賞」と「介護看護サービス部門・最優秀賞」を同時受賞しましたが、これは、当社の認知症ケアの代表例です。

「ちょうどいいサービス」と「班活動」、協力医療機関の医師との連携による多剤処方の適正化等 、いくつものメソッドが、ケアの背景にあります。当社のホームでは、「科学的アプローチと適切な医療連携に基づいた認知症対応力の向上」をテーマに掲げて、個々の成功事例にとどまらない、再現性のある高品質の認知症ケアを目指して取り組んでいます。

同様に、在宅介護事業においても、直面している困りごとの軽減だけでなく、その方の強みに焦点をあてること、自己決定・主体性を支えることを重視しています。「言うは易し行うは難し」で、その方のこれまでの人生を学ぶとともに、一つひとつの表情や言葉を見逃さないかかわりが不可欠です。

「その子らしく、伸びていく」保育への想い

介護事業と同じく20年以上の歴史をもつ当社の「こども・子育て支援事業」は、「その子らしく、伸びていく。」という事業メッセージを掲げています。
こどもの無限の可能性を信じ、一人ひとりの個性を見つけて育んでいきます。そのためには、「右向け右」のような一律のかかわりは不向きです。
今から20年後、30年後の社会は、自分を信じ、さまざまな仲間と力を合わせて、最後は自分で決めて行動する力が、ますます必要になっているはずです。「認める」「見守る・待つ」「見つける」「しかける」という保育者のかかわりを通して、自ら伸びていこうとする力を育てる保育を行います。

上記は、当社が目指している介護・保育の姿をほんの一部紹介したものに過ぎませんが、この思いに興味をもたれた方は、ぜひ、当社にご連絡ください。組織は、志を同じくする者が集まる場です。思いと夢の実現に向けて、一緒に歩んでいきましょう。

滝山真也