自分を支えてくれた子育て支援サービスを仕事に。
子どもがのびのびと成長する環境を創る。

接客業・営業事務・企画営業など、多岐にわたる職種でキャリアを築いてきた四本さん。ベネッセの保育園を創る醍醐味と奥深さを語っていただきました。

介護保育拠点
運営・サポート
2014年入社 
保育・学童事業推進部
四本 眞奈美

『その子らしく、伸びていく』環境を実現するためのサポート

保育・学童事業推進部の仕事は、保育園・学童クラブの事業をあらゆる面でサポートしていく本部の部署です。
例えば、スタッフの採用や研修、既存園の運営サポートなど現場が保育に集中できるよう多岐にわたった業務を担っています。その中で私が担当しているのは、新規保育園・学童クラブの開発・立ち上げの業務です。

まず、不動産開発部と連携し物件探しを行います。自治体のニーズや待機児童の数、スタッフが採用できるエリアかどうかなど、さまざまな角度・情報から判断し、賃借期間や賃料などをオーナー様と交渉したり、敷地や建物の形状等にあわせて各保育室の配置のオーダーをかけたり、スペースデザイン部と協力し図面のチェックを行います。
認可保育園の場合は認可基準にあわせて設計を行うのですが、その条件をクリアしつつ、子どもたちが過ごしやすく、スタッフが使いやすい環境をどう創るかという目線を大切に、試行錯誤しながら取り組んでいます。

子どもや保護者の皆様のキラキラした目がうれしい

ベネッセの保育園・学童事業は『その子らしく、伸びていく。』というブランドメッセージのとおり、とことん子どものためにという目線を大切にしています。保育園も学童クラブも集団での生活ですが、その中でもしっかり一人ひとりを見て、その子が何に興味を持っているかを引き出し、成長に繋げるという丁寧な保育を実践しています。

ベネッセの保育園では、保育室内が1年を通じて同じレイアウトということはほとんどありません。家具の配置やおもちゃの種類、置いてある絵本など、そこで過ごす子どもたちの成長に合わせて変わっていきます。
もちろん認可基準をクリアするために必要な設計にすることは大前提ですが、その変化に対応できるよう実際の保育場面を想定し、使いやすく、子どもの様子に合わせて変化できるような設計を意識していますね。

園の環境づくりについて、ソフト面は園長先生や保育士の領域だと思っていて、あくまでも私たちはサポートという役割です。ただサポートするにも常に勉強しなければならないし、保育士とのコミュニケーションは欠かせません。立ち上げに関わった保育園の入園お祝い会で、子どもや保護者の皆様のキラキラした目を見ると本当にうれしい気持ちになります。

自分を支えてくれた子育て支援サービスに関わりたくて入社

これまで接客業・営業事務・企画営業など、さまざまな職種を経験してきましたが、私が仕事を続けてこられたのは、保育園や学童保育などの子育て支援サービスがあったからだと感じていました。今度は自分がそういった事業に関わりたいと思い、転職を決意しました。

保育園を運営している法人の中からベネッセを選んだのは安定した事業の運営状況と、堅実に伸びていたからという2点が理由です。実際に入社してみて、社員の皆さんの人柄も仕事のスタイルもとても真面目だと思いました。
例えば、子どもの感染症情報やヒヤリハットの情報などが事業部全員に共有されています。私自身、子どもを預かる責任や重大性を改めて実感しました。

今後は、保育園や学童クラブを創るだけでなく、補助金に頼らない子育て支援事業や、現在民間企業では支援のハードルが高い、妊娠中から生後3ヶ月までの産後ケアなど、これまで社内で蓄積されたノウハウを使って新たなかたちで、少しでも子育ての支援になるサービスを探求していきたいと思っています。

1日の仕事の流れ
9:30
出社・メールチェック・To Doリストの確認
不動産開発部・スペースデザイン部と開発進捗確認の定例会議
10:30
提案資料作成・収支シミュレーター作成
12:00
ランチをとりながら、建設現場へ移動
13:30
建設現場で工事状況の確認・建設会社・オーナー様と定例会議
16:00
自治体の窓口で打ち合わせ
17:30
帰社。打ち合わせ記録の作成、図面チェックなど
社内ミーティング
19:30
退社
キャリア
2000
都内のシティホテルに入社、料飲部門で接客に携わる
2007
建築関連の企業に入社、営業事務を担当
建築図面の読み方、CADの使い方を習得
2009
イベント企画会社に入社、企画営業を担当
再開発案件や施設運営提案に携わる
2014
ベネッセスタイルケアに入社(保育・学童事業推進部配属)
年間3~5園の保育園開設(開発~立ち上げ)と学童クラブの開発を担当
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