グランダ山手通

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「どうされましたか」普段と異なるご入居者様の些細な変化に

スタッフはいつもご入居者様お一人おひとりのお身体やお気持ちを大切に考え勤めています。

ある日の夕食前、スタッフは認知症を患っているＡ様の変化に気づきました。右手・右腕に力が入っていない？
Ａ様は数年前より“認知症”と診断されており、その際「どうされましたか？」という問いかけに対して、残念ながら反応がありませんでした。夕食が始まる前にいち早く変化に気づいたスタッフはＡ様を前に戸惑ってしまいます。
その場にいた他のスタッフに相談し見てもらうと、やはり「いつもと違う！」。冷静に看護職員に報告をする。すぐに駆け付けた看護職員が状況を確認、救急車を呼ぶことを決めると早々に手配を済ませ搬送、そのまま入院措置が取られることとなりました。
診断は軽度の脳梗塞、後遺症に右麻痺を発症。スタッフは日々、ご入居者様のお身体やお気持ちを大切にし、関わっています。この時、その積み重ねが発揮できました。

誰もがはじめは未経験スタッフであり、非常事態には独りで不安や恐怖心を抱いてしまうのが当然です。小さなホームに身を置き、他のスタッフや看護職員と協力・連携を図りながら、ご入居者様の些細な変化に気づき対応する、素敵な職場です。