社長
メッセージ

組織は「志」を同じくする者が集まる場
思いと夢の実現に向けて、私たちとともに。

ベネッセのホームだからできるようになった!を目指す

「自分や自分の家族がしてもらいたいサービス」を提供すること、これは当社がもっとも大事にしていることです。治療や退院が目的の“医療現場”に対し、介護の現場は“生活の場”です。ご高齢になられても、身体機能・認知機能が低下しても、人には必ず可能性があります。それを引き出すようなかかわりを私たちができるかどうかで、ご高齢者の生活は180度変わってきます。ですから、私たちは、ご自宅での生活が難しくなった方に、その方の人生を学び、大切にされてきたものを尊重し、「その方らしさに、深く寄りそう。」ことで、ご入居者様のやりたい気持ち、できる・できたという自信、仲間と一緒だからこそ感じられる喜びを引き出し、ご入居者様のお力を発揮していただくことに目を向けながら、“ベネッセのホームだからこそできるようになった“という状態を目指していきます。それが介護業界で20年以上の事業経験をもつ私たちの姿勢であり、誇りでもあります。

多職種で連携して再現性のある高品質の認知症ケアを行う

メディカル・リハビリホームくらら大泉学園
「さまざまな専門職によるスタッフミーティング」

私たちは、ご入居者様の“生活の場”をチームで支えていきます。「多職種連携」と呼んでいますが、ホーム長をはじめ、サービススタッフ(介護職)、看護スタッフ、機能訓練指導員(リハビリ職)、ケアマネジャー、厨房スタッフなどが連携しながら、それぞれの専門性を活かしてサービスを提供していきます。例えば、協力医療機関の医師との連携による多剤処方の適正化、センター方式*を用いてご入居者様の「心のありか」をチームで見つける認知症ケアや、毎日の生活を基軸とした生活リハビリ等、多職種で連携するからこそできる“お一人おひとりに寄り添ったケア”を行っていきます。私たちが提供するサービスには、いくつものメソッドがその背景にあります。経験は“慣れ”と紙一重であり、知識は“思い込み”と紙一重、そして、技術は“過信”と紙一重であると考えています。認知症ケアに関しても、当社のホームでは、「科学的アプローチと適切な医療連携に基づいた認知症対応力の向上」をテーマに掲げて、個々の成功事例にとどまらない、再現性のある高品質のケアを目指して取り組んでいます。

*センター方式: ケア現場の実践とアイデアをもとに「認知症介護研究・研修センター」(仙台・東京・大府)が共同で開発した「認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式」の通称です。認知症の症状を様々な角度からご本人様の心の声を総合的にとらえ、お気持ちに沿ったケアの工夫やアイデアを共有しながら「ご本人様にとってのよりよい暮らし」をご本人様、ご家族様とともに目指していく方法(道具)です。

リハビリ・介護の専門性を高めながら、私たちと一緒に

介護現場でのリハビリスタッフの仕事の特徴は、「人とじっくり向き合う」仕事であり、生活上必要とされる身体や認知機能の維持といった「よりその方らしい生活を続けていただくための在宅リハの最前線」の仕事であるともいえます。リハビリのためのリハビリではなく、夢や目標に向けてのリハビリを重視しており、大切にされていることやご嗜好を伺い、お一人おひとりの生活を継続的に支えていきます。当社には、リハビリスタッフをサポートする多くの仕組みがありますので、初めて介護現場で仕事をされる方も安心して日々の業務にあたっていただくことができます。例えば、医師が不在かつ個別性の高い現場ゆえ、その対応基準を定めた「サービス基準」や、これまでのノウハウを結集した「医療連携ガイドライン」等のさまざまな基準書、医療機関との調整や福祉用具、食事サービス提供に関してバックアップをする本社の各専門部門、そして、ホームに所属するリハビリスタッフの日々の相談への応対や専門的サポートを行うエリアリハビリ専門スタッフの配置等があり、これらは私たちの強みともいえます。

ベネッセは「年をとればとるほど幸せになる」社会を目指しており、介護事業はこれを体現する象徴的な事業です。「その方らしさに、深く寄りそう。」ことで、ご入居者様の想いと夢、そしてみなさんご自身の想いと夢の実現に向けて、一緒に歩んでいきましょう。

代表取締役社長滝山真也

有料老人ホームにおけるリハビリ ~ベネッセスタイルケアを知る~

「社員一人ひとりの成長をともに描く」
ベネッセスタイルケアのリハビリ