国家資格
介護福祉士

介護福祉士
とは?

介護のプロとして認められた国家資格。
確かなキャリアの証明になります。

介護福祉士は、介護の上級資格として認定されている、介護資格の中で唯一の国家資格です。福祉系では社会福祉士、精神保健福祉士と並ぶ国家資格のひとつです。
介護福祉士は、自力で日常生活を営むことが困難な高齢者や障害者をサポートする介護のプロフェッショナルとして、専門的知識と技術をもって、心身の状況に応じた介護を行います。また、自力で日常生活を営むことが困難な高齢者や障害者とその介護者に対して介護に関するアドバイスを行う立場にもあります。

超高齢化を迎える日本において、介護福祉士は、介護における専門的な知識とたしかな経験を証明する資格といえます。2016年1月の試験では、約15万人が受験し、88,300人が合格しました。
介護福祉士は給与に資格手当がつく事業所が多く、また就職・転職時にも有利になります。

介護のプロとしての専門知識と技術 給与に資格手当がつく事業所も!

介護福祉士になると
どんなメリットがありますか?

活躍の場が広がり、給与アップにもつながります。

活躍の場が広がる!キャリアアップできる!
資格取得後の活躍の場はさまざま。社会福祉施設や老人ホーム、障害者施設などで専門性を高めながら働く人もいれば、医療機関等で働く人、訪問介護のスタッフとして活躍する人もいます。
また、リーダーや管理職になる道を選ぶ人もいます。たとえばサービス提供責任者になることができる資格の一つが介護福祉士です。事業所の中でもリーダー的な役割を担うことが多くなるようです。また、ケアマネジャー(介護支援専門員)を目指して、さらに仕事の幅を広げる道もあります。

給与・待遇がよくなる!就職・転職にも有利。
介護福祉士の給与には多くの事業所が資格手当をつけています。実際に、資格手当がついて、1か月の給与が1万円以上アップした人もいます。
介護福祉士はあらゆる介護の現場において求められている資格と言えるため、就職・転職の際に有利になります。

介護福祉士になるには
何が必要ですか?

実務経験3年以上+実務者研修修了
受験の条件です。

介護福祉士になるためには様々なルートがありますが、大きく分けると、養成施設(学校)を卒業するルートと、実務経験を積んで国家試験を受験する実務経験ルートの2つに分けられます。
介護職員初任者研修やヘルパー2級の取得後、介護現場で働いている場合は、実務経験ルートとなり、受験資格として「実務経験3年以上かつ、日数が540日以上」と「介護福祉士実務者研修修了」が必要になります。

実務経験3年以上かつ、日数が540日以上+実務者研修終了=受験可能!まずは受験に必要な条件をそろえましょう!


実務経験ルートでは、介護福祉士試験は毎年1月に行われる筆記試験の受験が必須です。実技試験は、実務者研修の修了をもって免除されます。
余裕をもって介護福祉士実務者研修を修了し、筆記試験対策を進めていくことをおすすめします。

介護福祉士を受験するには
どうしたらよいですか?

『介護福祉士国家試験受験の手引き』を取り寄せ
受験を申し込みます。
手続きの詳細は毎年6月下旬頃から案内されます。

介護福祉士国家試験の実施及び登録機関は、公益財団法人社会福祉振興・試験センターです。受験の手続きの詳細は毎年6月下旬頃から案内されます。
受験するには『介護福祉士国家試験受験の手引き』が必要になります。手引きを取り寄せ、受験を申し込みます。

受験申し込みの日程

受験申し込みの日程

上記は毎年の大まかな日程です。詳細は公益財団法人社会福祉振興・試験センターの案内にてご確認ください。

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