作業療法士の枠を超えた
面白さを見つけることが
できました。

伊藤 由香里

常勤/作業療法士

2014年10月入社

ハンディキャップのある人がイキイキと暮らすフランスのドキュメンタリー映画を見て、ケアに携わる仕事に興味を持つ。35歳で専門学校に通い、その間に出産を経て卒業した頑張り屋。8歳の子を持つお母さん。

ベネッセの目指すことと、私のやりたかったことが、近づいています。

正社員介護スタッフ 渡部 由起子

35歳で作業療法士を目指したそうですが?

これまでの仕事や結婚などいろんな経験が活かせるのではないかと、作業療法士に関心はありましたがなかなか踏み込めずにいました。大学で事務職として働いていたときに、学生さんたちの頑張る姿が起爆剤となって専門学校に入学。最終学年で実習が決まったときに妊娠がわかりましたが、それでもあきらめずに頑張って、無事に学校を卒業できました。

ベネッセとの出会いを教えてください。

慢性期の療養型病院を経て認知症専門の病院で働いていました。そこで認知症ケアと出会って、作業療法士として手応えを感じていましたが、施設の立ち上げということでかなり忙しく、仕事と家庭の両立に影響がでてしまうため退職。子育てのことも考え、家から近いところで探していたら、ベネッセのホームの募集広告を見つけました。介護施設で作業療法士の募集自体が珍しく、この職種に関心を持ってくれていることに興味があって、応募したのがきっかけです。

ベネッセで働こうと決めた理由を教えてください。

認知症ケアに力を入れていこうとしているベネッセにとって、日常作業でのリハビリを行う作業療法士の存在は気になるところ。まだまだ手探り状態の中、私の採用はある意味試みだということを面接の席で説明を受けました。不安はありましたが、認知症ケアへの取り組みは私のやりたいことでもありましたし、熱い想いがあることが伝わってきたので、ここで働いてみようと思いました。

実際に働いてみてホームにどんな印象を持ちましたか?

マグネットホスピタルにならって、ここでは“マグネットホーム”を掲げています。作業療法士も介護スタッフさんも、対象となる方の生活を大事にするところは一緒です。ご入居者様のために、職域を越えてみんなが惹きつけあえる環境を目指して、いろんなテーマに向き合っていこうというホームです。作業療法士としても、私がやりたい認知症ケアのことも、お互いのことを理解しあいながら、必要とされていることにすごくやりがいと安心を感じることができる環境です。

実際にはどのようなことに取り組んでいますか?

例えば、歩きたくなるにはどうすればいいのか。それが作業療法士としての課題です。リハビリはもちろんですが、「お友だちができた」「誰かのために何かをする」という体験をする場として、集団療法は動機付けのいいきっかけになります。そのためにはご入居者様に常に寄り添っていくことが大事。リハビリは最初の5分間だけで、残りはお話しを聞く時間にすることもあります。タブレットにホームのお仲間のメッセージを入れて、入院されているご入居者様のお見舞いにもって行く。こういったかかわりひとつで元気になり、意欲も出る。そんなリハビリができるということに、病院にいたら気づかなかったかもしれませんね。

ひとり職場に対して不安に思ったことはありますか?

確かに作業療法士は私ひとりですが、同じ目的を持ったスタッフがいるし、常に相談できるエリアPTもいるので、ひとりで何かをやらなければという不安はありませんでした。ベネッセではホームの特長に合わせて、理学療法士や言語聴覚士の配置もあるのですが、他のホームに見学に行き、そこの理学療法士から参考になる話しを聞いたり、いいところを真似して課題の突破口を見つけたりしています。定期的に専門職が集まって意見交換をする場を設けてもらうなど、周囲に必ず人の存在があるように、会社側も気を遣ってくれているので安心です。

新しい環境で活躍したい作業療法士の方にメッセージをお願いします。

作業療法士のリハビリの背景には、生活における趣味や仕事などの作業歴が不可欠です。ホームは生活の場なので、介護スタッフさんを通じていろんな情報をキャッチすることができ、コラボレーションすることで可能性がどんどん広がっていきます。スタッフ同士の協力体制もしっかりしているので、やりたいことに取り組める環境です。思い描いていたことを創意工夫しながら組み立てていけるので、職域にととらわれず自分を試したいという方にはおすすめだと思います。

ホーム長から一言

転倒防止のために靴のフィッティングから関わっていくなど、広範囲な業務に自ら飛び込んでいく伊藤さん。「小集団での馴染みの関係づくり」という取り組みでは「お友だちができた」とご入居者様同士の信頼関係を築くことができてすごく助けられています。仕事は楽しく、必要とされることが大事だということも、改めて認識させられました。

本社リハビリスタッフ
(PT)から一言

入社されたとき、伊藤さんはすでに認知症のスペシャリストでした。ベネッセとしても認知症ケアには力を入れいきたい。その認知症ケアを突き詰めていくと、作業療法がとても重要だということに気付かせてくれたのが伊藤さんです。彼女の活躍はこの施設だけでなく、これからのベネッセの介護のあり方にも、影響を与えてくれる存在だと思います。

「社員一人ひとりの成長をともに描く」
ベネッセスタイルケアのリハビリ