未経験や50代入社など、
介護スタッフには大丈夫がいっぱいでした。
渡部 由起子
正社員介護スタッフ
ボンセジュール経堂
50代で未経験入社。介護福祉士も取得し、5年後のいまも正社員として現役です。

介護のお仕事をはじめたきっかけは何ですか?
リーマンショックで人員整理に遭い、東日本大震災で50歳過ぎの求人が一気に減少。仕事をしなければという現実と、本当に仕事に就けるだろうかという不安を抱えながら、若い人たちにも負けない仕事をとたどり着いたのが介護でした。自分の身に降りかかることの準備もできるという思いもありましたね。
ベネッセスタイルケアを選んだ
理由は何ですか?
初心者の私でもみんなと一緒にスタートできるのでオープニングスタッフであること。
50代でも働かせていただけること。
できれば自宅から近いこと。
その条件で探していたときに、「ご入居者様と同じ目線を持った、家庭での経験が豊富な人」を求めているとホーム長に口説かれて、お世話になることに決めました。
介護でのお仕事に
不安はありませんでしたか?
前職は販売など人と接する仕事がほとんどでした。お話しをすることも好きでしたし、ご入居者様へのサービスですから接客業という意識を持っていたので、そこはできるだろうという確信はありました。
技術的なことはまったくわかりませんでしたが、やる気があれば学べる機会はいくらでもありますからね。施設内では常に動きまわっている状況ですが、このお仕事をはじめてから体力がつきました。
若いスタッフからも、真面目さや行動力など見習うべきことも多く、不安より充実感を持ってお仕事に臨めました。

実際に働いてみた印象は?
真剣に頑張っているからこそいろんな意見や思いが存在します。
まじめが故にルールに則って仕事を進めようとして視野が狭くなることもあります。そんなスタッフには、年上ではなく一緒に働くスタッフとしてきちんと私の意見を伝えます。わかり合えるまで話し合いをしますが、それからの行動を見守ったり、必要なときに我慢できるのはやはり年齢的な強みでしょうか。
サービスリーダー(介護スタッフのリーダー)やホーム長との距離も近くて何でも相談できるし、逆に意見を求められたりすることもありとても働きやすい環境です。

介護スタッフで働くために必要なことは?
どんなお仕事でも同じですが、心構えというか責任感と覚悟を持つことが大事。
ご両親のために介護を勉強したいという思いは大事ですが、仕事での覚悟は別です。目的が仕事でないとしんどくなったり息切れを起こしたりします。
仕事として望む覚悟を持ち、カラダと気持ちが元気で人と接することとか動くことが好きであれば、年齢に関係なくできるお仕事だとおもいます。

その元気の秘訣には何かありますか?
お仕事に支障が出ないように休日は充電第一。
猫とゴロゴロとまったり過ごし、たまに映画やクラシック音楽の鑑賞に出掛けます。
夜勤明けでも「どうしてそんなに元気なんですか?」とよく若いスタッフに言われることも励みになっていますね。